はんだ付けは、未経験だと難しいイメージがあるかもしれません。
しかしちょっとしたコツを押さえれば、誰でも上手にできるようになります。
はんだ付けができるとDIYの幅を広げられるので、コツを押さえてマスターしましょう。
上手にはんだ付けをするコツは、温度管理が重要です。
失敗してしまう原因の半分は加熱のし過ぎにあり、適切な温度を維持できれば誰でも綺麗にできます。
加熱し過ぎを防ぐためには、温度調節機能がついたハンダゴテを使うのが一番です。
コテ先の温度を340℃から360℃にコントロールすれば、加熱のしすぎを防げます。
またハンダゴテの先は、綺麗な状態を保つようにしましょう。
ゴミがついているとコテ先が黒・茶色に変色するので、汚れていたら専用クリーナーなどを使い掃除してください。
ハンダゴテには、鉛筆型やマイナスドライバー型などいくつかの種類があります。
使用するで電子回路に合わせてコテ先の種類も最適なものを選ぶと、上手にできるようになるでしょう。
上手にできるハンダゴテを選んだら、次は実際に作業をするときのコツです。
電子回路のはんだ付けをするときは、ハンダゴテを十分に温めてから使うようにしてください。
加熱のし過ぎも失敗する原因ですが、温度が低すぎるのも上手にできない原因です。
十分に温まるまでしばらく時間がかかりますから、電源を入れてすぐに作業を始めるのではなく、5分ほど待ってから開始すると温度が低すぎて失敗する可能性は減ります。
温めたハンダゴテをコテ台に乗せるときは、太くなっている部分を台に乗せるのもコツです。
コテの太い部分を台に置くことによって、熱が逃げて温度が下がってしまうのを防げます。
上手にはんだ付けをするコツとして一番大切なのは、コテ先を立てないことです。
コテ先を立てるとハンダゴテの熱を点でしか伝えられないため、失敗してしまいます。
電子回路のはんだ付けをするときは、コテ先を寝かせるのがコツです。
コテ先を寝かせることによって、面で熱を伝えられるようになります。
込み入った電子回路のはんだ付けをするときはついコテ先を立ててしまいがちですが、必ず寝かせるようにして作業してください。
電子回路のはんだ付けは難しいイメージがあるかもしれませんが、適切な温度管理と使い方を間違えなければ誰でも上手にできるようにあります。
これまで難しいイメージがあって挑戦したことがない人も、コツを意識しながらチャレンジしてみましょう。