年配の方は電話というと黒をイメージします。どこの家庭にも同じ電話がありましたが、その後コードレス電話が売り出されるようになりました。非常に画期的で今のような携帯電話がない時代を経験した人にとっては、驚きの発明でした。
親機は線がついていますが、子機は離れたとことに置いておくことが出来ます。使わない時は充電器においておけば大丈夫です。アナログが主流でしたが、今ではデジタルに変わっています。子機が登場したことで、家の中であればどこでも会話することが出来ましたので、非常に便利になりました。友達から電話がかかってきた時、自分の部屋で会話を楽しめるようになりましたし、プライバシーが保てるようになったのです。
しかし、子機の会話を親機でも聞けたので、親がこっそり子供の会話を聞いていいたという話もよくあります。コードレスが家庭用として普及しましたが、今では携帯が普及して家庭用は減少傾向です。そのような中でビジネス用のコードレスの需要が増しています。その理由としてはPHSのサービスの提供が終了するからです。病院や大きな企業では社内の連絡にPHSが用いられてきました。しかし、今後使えなくなると代わりの手段が必要になります。
オフィスの場合は様々な機能が必要になるのでユニットの性能が関係してきます。ユニットとは基盤のことですが、様々な性能に関係してきます。新たなシステムを社内で構築する必要がありますし、新たに社内インフラとして整える必要があるのです。家庭用では2011年から採用されているDECT方式が主流になっており、1.9GHzが使われています。これは従来の2.4GHzとは互換性がないので注意が必要です。人気度が高いのはシンプルなタイプであり、値段も一万円以下の機種になります。今は、様々な電波が使われていますが、お互いに干渉しないように使用されているのです。
コードレスも戸建てならほとんどの部屋で問題なく使えますし、庭に出ても問題なく使えます。確かにこのような発明は大きな変化を与えました。今では何でもコードレスになっていますが、線が無くなるのは見た目にもいいですしスッキリしています。今後は5Gが普及して情報の高速化が進み新たなサービスも増えることでしょう。便利なものが増えていますが、しっかり使いこなせるようによく勉強したいものです。デジタル化世代に取り残されないようにすることが大事であると言えます。